5月15日
「puujee」第3回試写を行いました。
今回は、仕事仲間が多く来てくれました。
かつて働いていたテレビ局の仲間はいつの間にやら管理職。
思わず自分の年齢を振り返ってしまいました。
長年、ドキュメンタリーの現場に携わってきたわけですが、この「puujee」のような
取材は極めて珍しいのではないかと思います。
といっても、映画をご覧になっていない方々には、漠とした話になるかもしれませんが、
我慢して読んでください。
この作品には、ナレーションや音楽は入っていません。
正確には、エンディングのスタッフロールに音楽が流れるだけです。
本編の中の音声は現地の音と登場人物の会話だけで構成されています。
別に、ヌーベルヴァーグを気取っているわけではありません。
時には、どんな加工も拒否してしまう強い現実というものに出会うことがあります。
この映画がそうでした。
全く予想外の展開、特にラストはフィクションでは到底あり得ない、
想像を絶する終わり方を余儀なくされています。
監督やディレクターの都合、あるいは観客の思い入れなどあっさりと
裏切ってしまう現実の冷徹さに驚かれると思います。
この映画では、恣意的なストーリー運びはいっさい排除したつもりです。
映画館のスクリーンを借りて、現実に起こったことが再生され、
観客はその目撃者となります。
つまり、観客が劇場の中でドキュメンタリー取材をすることになるわけです。
想像を超えるラストの解釈は100%観客に委ねられます。
いろんな解釈が成り立つでしょうね。
ですから、一人で観ないで、友人同士、恋人同士、親子、祖父母と孫、というふうに
連れ立ってきていただいて帰路、居酒屋や喫茶店に入り、
それぞれのエンディングを作り上げてい欲しいと考えています。
押しつけがましい言い方に聞こえたらごめんなさい。
ご覧いただければ、お分かりになっていただけると思います。
微妙に宣伝っぽくなってきたところで終わります。
(やまだ)
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