上映会の開催を考えている方はこちら | 最終更新:2009年5月16日

puujee

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★New Asia Film Festival★

カナダのリッチモンドで開かれているNew Asia Film Festivalという映画祭に参加してきました。リッチモンドはバンクーバーの南側に隣接している町で、バンクーバー空港もここにあります。ここで去年に続いて2度目のアジア映画祭が開かれています。来てみて初めて、なるほどここでアジアの映画祭かと納得しました。

現在のリッチモンドの人口の52%をアジア系の移民が占めていると言います。半分以上です。
元々この町には日系移民のコミュニティがありましたが、第2次世界大戦前後に差別に会い、多くは去っていきました。その後、香港の中国返還を前に、財産の没収を恐れた香港人がどんどん移民して来ました。さらに今世紀に入る前後には改革開放にともなってたくさんの留学組がやってきて、卒業後、職を得て住み着くという経過があり、それ以前から来ているインド、韓国、ベトナムやラオス、ミャンマーなどからの移民や難民をあわせて、ついには人口の半分がアジア系と言う事態になってしまったそうです。 偏狭な我が祖国では起こりえないことです。

で、この映画祭は非アジア系の人々にアジアの現状を知ってもらうための企画なのだそうです。バンクーバーの人々は香港マネーや華僑マネーの威力に期待しておおらかに移民を受け入れたのでしょう。狙い通り、バンクーバー地区は豊富な税金と投資を得られるようになりましたが、反面、アジア系の人々にリッチモンドやバンクーバーを乗っ取られてしまうのではないかという恐怖も感じているらしいのです。

そこで、変な民族対立が起こる前に映画で相互理解を、というのがこの映画祭の趣旨です。香港マネーや改革開放で既存の利権を元に稼ぎまくった人々には抵抗を感じますが、狭い民族主義に陥らないで、民族を超えた協調を求めている映画祭の執行部には共感してしまいました。香港出身、北京出身、内モンゴル出身、台湾出身の若者、日本からの留学生が白人の偏見にしなやかに対峙していました。我々の世代は公民権運動の時代。偏見や差別に声高に抗議していましたが、彼らはもっともっと地球的です。最初から民族を超えた感覚を持っています。とても、気持ちが良い。(映画祭の委員に中国系が多いので美味しいものを食べさせてくれるからなおさらですが)

我々の意志ではないのにどんどん狭くなっていく地球。
民族で線を引いていては生きていけない現実があります。

「puujee」はこの映画祭の唯一の賞、Audience Choice Award (観客選考賞)をいただきました。
[2009.05.16.]

本年も「puujee」どうぞよろしくお願いいたします。

おかげさまで「puujee」公開から2年半がたちました
昨年は1月に開かれたアメリカのサンダンス映画祭を皮切りに、ギリシャ、アメリカ(フィラデルフィア)、韓国、イタリア、台湾と映画祭を回ることが出来ました。
今年の初夏、映画を持ってモンゴルのスレンさん(プージェーのおばあさん)に会い行きます。
スレンさんは遊牧をやめてしまったけれどとてもお元気で、プージェーが世界の人々の心に残っていることを喜んでくれているそうです。


「蒙古草原・天気晴」
これは「puujee」の中国版タイトルです。
昨年の12月21日~28日まで台湾の台北市で開かれたCNEXドキュメンタリー映画祭に招待されました。
CNEXの“C”はCHINA、“NEX”はNEXTの意味で、今年が第2回目という新しい映画祭です。
今年ののテーマはDream and Hope 。

映画祭の観客は若者が多く、台湾では新作の映画のPRは大学から重点的に始めるのだそうです。
ボランティアの張さんによると、台湾大地震後ドキュメンタリー映画が人気を集めているそうです。
「puujee」は12月22日、25日に上映されました。22日は4時からの上映からにもかかわらず行列が出来、25日は満員御礼となりました。


皆様に支えられて「puujee」もここまで成長することができました。
ありがとうございます。


[2009.01.02.]

★10月16日~22日、イタリアのトリノで開かれていた第11回シネマビアンテ国際ドキュメンタリー映画祭で「puujee」がオープニング上映され、2つの特別賞もいただきました。
グリーンクロス特別賞(Green Cross Spe cial Mention Award )とトリノ学生自治委員会特別賞(Special Mention Torino Provincial Student Council)です。
http://www.cinemambiente.it/
シネマビアンテとは環境映画という意味で、限定されたテーマにもかかわらず、観客動員は2万人でした。
グリーンクロス特別賞のグリーンクロスは、世界各国に支部を持つ環境団体です。
もう一つのトリノ学生自治委員会特別賞は、映画祭に参加しているボランティアの学生たちが選ぶ賞で、学生たちの指示を得られたのは望外の喜びでした。

★「puujee」がSandance’s International library とUCLA Archive’s Research and Study Center に所蔵されました。サンダンス映画祭で上映された作品は優先的に所蔵されるそうです。

★12月19~28日まで台湾の台北で開かれるCNEX Documentary Film Festivalに招待されました。映画祭の期間中2回上映されます。

上映会のお知らせ
★(財)柏崎地域国際化協会設立5周年記念「プージェー」映画特別上映会
日時:11月7日(金)18:00~
   11月8日(土)10:00/12:00
会場:柏崎市市民プラザ
   新潟県柏崎市東本町1-3-24 TEL:0257-20-7500
   http://www.kisnet.or.jp/~kokusai/kyoukai.html
料金:無料
問合せ:(財)柏崎地域国際化協会 TEL:0257-32-1477

[2008.11.07.]

★シネマビエンテ国際環境映画祭で「puujee」がオープニング上映★

10月16日から21日までイタリアのトリノで開催される
CINEMAMBIENTE INTERNATIONAL ENVIRONMENTAL FILM FESTIVAL で
“puujee”がオープニング上映されることになりました。大変光栄です。
www.cinemambiente.it

本日、監督がイタリアへ出発します。
イタリアのみなさんの感想を後日お知らせします。


上映会のお知らせ

★国士舘大学21世紀アジア学部祭
“あの「グレートジャーニー」の関野吉晴氏が21世紀アジア学部にやってくる!“

http://homepage.kokushikan.ac.jp/asia21/img/pr.jpg
http://homepage.kokushikan.ac.jp/asia21/

日時:10月26日(日)
1)関野吉晴講演会(30101教室) 10:15-11:45
2)映画「プージェー」(30101教室) 13:00-15:50
3)本学教員学生シンポジウム(30101教室) 16:15-17:45
4)関野吉晴写真展(30号館ラウンジ) 10:00~終日
5)アジア写真コンテスト展示会(30301教室) 10:00~17:00
6)アジア茶館
  中国茶・韓国茶・ベトナム茶(30号館ラウンジ) 12:00-15:00
    抹茶(茶道室) ①11:00②12:00③13:00④14:00⑤15:00
会場:国士舘大学鶴川キャンバス30号館
   東京都町田市広袴1-1-1 TEL:042-735-3111(代表)
   http://www.kokushikan.ac.jp/faculty/21_Asia/access/index.html
料金:無料
問合せ:国士舘大学鶴川キャンバス TEL:042-735-3111(代表)


★(財)柏崎地域国際化協会設立5周年記念「プージェー」映画特別上映会
日時:11月7日(金)18:00~
   11月8日(土)10:00/12:00
会場:柏崎市市民プラザ
   新潟県柏崎市東本町1-3-24 TEL:0257-20-7500
   http://www.kisnet.or.jp/~kokusai/kyoukai.html
料金:無料
問合せ:(財)柏崎地域国際化協会 TEL:0257-32-1477

[2008.10.15.]

天使くらぶ上映時間と料金の変更をお知らせします。
開場13:00/上映13:30
料金500円
よろしくお願いします。

★「プージェー」上映会★
日時:9月7日(日)13:30~(吹き替え版)
会場:夢工房だいあん コミュニケーションホール
    横浜市港北区新吉田東 8-35-1  TEL:045-542-5410
料金:500円
問合せ:天使くらぶ 070-5012-8541

[2008.08.15.]

★「キンダー・フィルム・フェスティバル~子どもたちの世界映画祭~」で「puujee」が上映されます★
http://www.kinder.co.jp/jp/16th/index.html
日本で唯一のこども国際映画祭です。ベルリン国際映画祭の児童映画部門「キンダー・フィルム・フェスト・ベルリン」に出品された世界各国の映画やアニメーション作品を日本で上映。今年で15年目を迎えます。
日時:8月15日(金)17:00~(「ほほえみの魚」とのジョイント上映)
会場:調布市文化会館たづくり くすのきホール (京王線調布駅南口より徒歩約3分)
調布市小島町2-33-1 TEL:042-441-6111
http://www.chofu-culture-community.org/forms/info/info.aspx?info_id=5515
入場料:18歳未満無料,18歳以上300円 定員:500名(先着順)
問合せ:キンダー・フィルム事務局 TEL:03-3327-8670

★「プージェー」上映会★
日時:9月7日(日)13:30~(吹き替え版)
会場:夢工房だいあん コミュニケーションホール
    横浜市港北区新吉田東 8-35-1  TEL:045-542-5410
料金:1000円
問合せ:天使くらぶ 070-5012-8541

★特集上映 Jドキュメント2003‐2008 5年間のヒット作・話題作を一挙上映!
9月6日(土)~9月19日(金)
2003年以降に上映されたドキュメンタリー映画の中から27作品を上映
  日時:9月14日(日)12:20~「プージェー」上映
会場:ポレポレ東中野 TEL:03-3362-0081
   http://www.mmjp.or.jp/pole2/
料金:前売 1回券1100円/3回券3000円 当日 1300円

★「プージェー」上映会と馬頭琴演奏会★
日時:10月4日(土)15:00~(字幕版)
会場:レザンホール(中ホール)
   長野県塩尻市大門七番4-8 TEL:0263-53-5503
   http://www.raisin.or.jp/contents/map.html
料金:前売1000円、当日1200円
問合せ:モンゴルの子供たちを支援する会 TEL:0263-36-0106 宮下
http://www.mkdm05.school-info.jp/

[2008.07.25.]

★池田記念美術館 モンゴル交流文化祭 「プージェー」上映会★

日時:6月21日(土)午後1時~
入場無料(大人は入館料(500円)が必要です。
会場:池田記念美術館 TEL:025-780-4080
      新潟県南魚沼市浦佐5493-3 八色の森公園内
    http://www1.ocn.ne.jp/~ikedaart/
    4月26日~6月22日 新潟県モンゴル友好親善協会設立20周年記念 モンゴル絵画展

[2008.05.20.]

★ハワリンバヤル2008モンゴル祭りでpuujeeが上映されます★
日時:2008年5月4日(日)12時~17時,5日(月)10時~16時

5月4日 ①12:30~14:30
      ②15:00~17:00
5月 5日 ①10:30~12:30
      ②13:00~15:00
      ③15:00~15:30 写真家清水哲郎氏と山田和也監督トークショーQ&A

会場:東京都練馬区光が丘公園けやき広場 光が丘図書館視聴覚室
(都営地下鉄大江戸線、「光が丘」駅下車 約5分)
入場無料

主催: 在日モンゴル留学生会, ハワリンバヤル2008実行委員会

ハワリンバヤルとは、モンゴル語で「春の祭り」という意味です。
モンゴルからの留学生が主体となって実施・運営しています。モンゴル国とモンゴル人、そしてその文化と芸術を日本の皆様に紹介し、日本とモンゴルの交流を図るために開催しているイベントです。

[2008.04.30.]

★グレートジャーニー スペシャル 日本人の来た道   ~ヒマラヤ・日本15000キロ~」★
3月21日(金)夜9時15分〜11時37分:フジテレビ系列にて全国放送

2005年秋からあしかけ3年のあいだ続いていた関野吉晴さんの旅がようやく終わりました。
ヒマラヤの南、ネパールから日本まで人類が広がってきたルートを辿る旅でした。
途ぜひご覧ください。


★「puujee」世界上映キャラバン高知上映会+関野吉晴氏・山田和也監督トークイベント
日時:4月20日(日)
  9:30開場/10:00~11:50 「puujee」吹き替え版上映
           11:50~12:20 山田和也監督トーク
  12:30開場/13:00~14:50 「puujee」字幕版上映
           14:50~16:10 関野吉晴氏、山田和也監督トークイベント
料金:前売1,000円  当日:1,300円
 
高知市文化プラザミュージアムショップ088-883-5052/高新プレイガイド 088-825-4335/
高知大丸プレイガイド088-825-2191/高知県立県民文化ホール088-824-5321/
高知県立美術館ミュージアムショップ088-866-8118
会場:高知市文化プラザかるぽーと大ホールTEL:088-883-5011
問合せ:puujee製作員会 TEL:03-5386-6700


★「puujee」が久しぶりに東京で上映されます

優れたドキュメンタリー映画を観る会 VOL.21 遙かなる記録者への道―いのちの文化を求めて―
4/19(土)~4/26(土)モーニング&レイトショーにてドキュメンタリー映画を日替わり上映

日時:4月24日(木)20:45~  (上映後、山田和也監督トークあり)
会場:下高井戸シネマ TEL:03-3328-1008世田谷区松原3-27-26 2F
料金:一般・学生1,3000円 売り券 1回券1,000円/5回券4,500円

4/18 前夜祭『遥かなる記録者への道-姫田忠義と映像民俗学-』 
4/19「旅-ポトシへ」「阿賀に生きる」4/20「あもーるあもれいら」「をどらばをどれ」4/21「遥かなる記録者への道-奥会津の木地師」4/22「日本心中」「水になった村」「イヨマンテ」4/23「ブライドin ブルー」「M」4/24「日本心中」「puujeeぷーじぇー」4/25「水になった村」「バックドロップクルディスタン」4/2「水になった村」

下高井戸シネマ http://www.ne.jp/asahi/kmr/ski/shimotakaido_cinema.html#


★海外映画祭

1月にアメリカのサンダンス映画祭にノミネートされて以来、いろんな国から映画祭に参加するようお誘いを受けるようになりました。受賞は無理かも知れませんが、いろんな国で「puujee」を観てもらえるのとても励みになります。

3月7~16日 テッサロニーキドキュメンタリー映画祭(ギリシャ・テッサロニーキ)公式ノミネート
4月3~15日 フィラデルフィア映画祭(米・ペンシルバニア州)公式ノミネート
11月7~18日 モントリオール国際トドキュメンタリー映画祭(カナダ)公式ノミネート

[2008.03.14.]

★サンダンス映画祭に行ってきました★

1月17日から27日まで、アメリカ・ユタ州パークシティで開かれたサンダンス映画祭に「puujee」がノミネートされ、出かけて行きました。クエンティン・タランティーノ、ジム・ジャームッシュ等、インディペンデント系作品の映画祭として有名です。日本では知名度が低いのですが、アメリカではアカデミー賞よりも高く評価する人も多くなってきたそうです。また、この映画祭は劇映画とドキュメンタリー映画を同じウェイとで扱っていることでも有名です。そんなところに呼んでいただけるのは大変光栄です。

前置きはそのくらいで結果を言いますと、受賞は逃がしました。
「puujee」を含め、海外ドキュメンタリーコンペティション部門のファイナリスト16作品が選ばれ、期間中それぞれ5回ずつの上映がありました。「puujee」は毎回満席。上映後のQ&Aコーナーでは質問が途切れることはありませんでしたし、街を歩いていても「puujee良かったよ!」と声をかけられることしきりでした。主な反応は、「プージェーのお父さんはどうしたの?」「映画にしたきっかけは?」「人生について考えさせられた」「プージェーの家族の団欒が幸せそうだった」

パークシティは高級リゾートで、観客はインテリやハイソサエティが多いのですが、モンゴルのことを知っている人が極めて少ないことが驚きでした。まして、アメリカのグローバリズムがモンゴルの草原を破壊しているということなど思いもよらないわけで、今後「puujee」がそういう意識を喚起してくれるとうれしいと思います。一方、私たちのような庶民も多く観に来てくれています。それは1400名にのぼるボランティアたち。彼らの反応は「touchy(心が揺れた)」「special」「amazing」等々。ボランティアではありませんが、モンゴルから出稼ぎに来た若者から「よく作ってくれた!」と声をかけられたのがうれしかったです。彼はアメリカ滞在9年目、日本食レストランで働いていて故郷には帰っていません。

最後に、授賞式でグランプリ作品のプレゼンターを務めたタランティーノ監督の言葉が印象的でした。 「賞なんて重要じゃない。私の“デザボアドックス”も賞はもらえなかった。ここまで来たみんなが賞賛されるべきなんだ。サンダンスは映画を愛する人のためにある」
実際はもっとかっこいいことを言ったはずですが英語なのでよくわかりませんが、受賞を逃したわれわれにはとてもうれしい言葉でした。
その言葉を象徴するように、サンダンスを去る日、フェスティバルの後片付けをしているボランティアたちから、「congratulation!」と声をかけてもらいました。


[2008.02.12.]

この映画ができるまで

「出会う」ということ
監督 山田和也

プージェー家との出会いと別れ
探検家・医師 関野吉晴

長編記録映画「puujee」製作にあたって
制作プロデュース 大島新

山田 和也 監督作品
2006年/日本映画/長編ドキュメンタリー/カラー/110分/puujee製作委員会
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